作文や小論文は、通信教育で

英語や数学の偏差値を基準にして同じ学力レベルの生徒を一クラスに集めても、文章作成能力や理論的思考力は同じではありません。それぞれの考え方や文章力に合わせて、どういう道筋をたどっていけば、その生徒のオリジナリティーある意見を論理的に展開できるかを指導しなくてはなりません。作文や小論文は答えが一つではないわけですから、意見や論の展開のしかたも生徒一人ひとり違うのです。また、もし作文や小論文を授業時間内に書くのであれば、それこそお金と時間の無駄です。机に向かってじっと考え、作文や小論文を書くことは自分の部屋でもできることです。それを教室で行なうということは、教室にいるその時間も授業料をとられているわけです。そして講師が一人ひとりの答案を時間内に目を通し、個別に指導をしてくれるわけでもありません。さらにそれは不可能なことですし、もしそれを行なっているのであれば、お粗末な指導しか受けられないでしょう。なぜなら、作文や小論文の指導方法を考えるには、かなりの時間をかけて答案を分析する必要があるからです。だからこそ大学受験で作文や小論文が必要な方は、通信教育を受けるようにしましょう。

利用してほしいのが個別指導塾

基礎学力がある程度つき、いよいよ受験!となったときには何か必要でしょうか。ここではプロの力が頼りになります。なんせ相手はあなたのお子さんの志望校、たとえ志望校がまだしぼりきれていないとしても、「ここに入れたらいいな」と思う学校の膨大なデータを持ち、分析しているのですから。間違っても頼りにしてはならないのが、公立の学校教師であることは言うまでもありません。なんせ彼らのメンタリティは「公務員」。安全第一を信条にしています。子どもや親に希望を与えるような発言をうっかりしてしまったことが、のちに責任問題に発展することを彼らは何より恐れています。そのため、子どもや親に不安をあおるようなことばかり、難しさを強調するようなことばかり言います。しかも、アドバイスも的外れなことばかり。相談時間をとるだけ無駄というものです。学校実力テストがなくなった今、彼らには何も分かりません。そこで利用してほしいのが個別指導塾なのです。

予備校は営利を追求する企業

予備校はあなたの子どものために尽くしてくれる慈善団体ではありません。営利を追求する企業であり、一大産業なのです。予備校に入学する子どもが多ければ多いほど、一人ひとりの子どもが受ける授業数が多いほど儲かる仕組みになっているということを、忘れてはなりません。もしあなたのお子さんが予備校に通い始め、「学力診断」などを受けて、「このままでは志望校への合格は危ういですよ」とアドバイスをもらったとします。もちろん、勉強法や今後の授業の受け方などについて、親身に相談に乗ってくれることでしょう。しかし、これをすべて「うちの子どものことを真剣に考えてくれている」と善意に受け取るのは間違っています。